北海道遺産に学ぶ「稚内塾」 稚内みなとまちづくり懇談会
日 時: 平成18年10月14日(土)
場 所: 稚内北星学園大学
担当者: 福井事務局次長・石原事務局員
稚内港北防波堤ドーム70周年記念事業として開催された「稚内塾」では、2つの北海道遺産を中心に学びながら、稚内の魅力について市民や観光客に語り継ぎ、広げるための“語りべ”の育成を目指した第一歩として、
・宗谷丘陵について
・北防波堤ドームについて
・語りべについて
以上、全3回の開講がされ、私たち事務局は「北防波堤ドームについて」の講義に参加してきました。
まず今回の講義に参加する前に、北海道遺産である「稚内港北防波堤ドーム」を見に行きました。
古代のローマを思わせるその美しい景観に感動!そして70年も前に建築されたとは想像もつかない構造に驚かされました。
現在は、稚内が誇る歴史的遺産として市民に親しまれるとともに、毎年たくさんの観光客が訪れ、また多彩なイベントが行われています。
稚内港北防波堤ドーム外観
稚内港北防波堤ドーム外観
「稚内港北防波堤ドーム」の詳細については↓
北海道遺産HP
http://www.hokkaidoisan.org/heritage/001.html
世界でも類を見ない独特の構造
世界でも類を見ない独特の構造
大橋幸男さんによる講義風景
大橋幸男さんによる講義風景
講義では、講師である大橋幸男さんより、スライドや資料を中心に北限の地であるこの地域での冬の厳しかった生活の様子や、その中からどのようにして「北防波堤ドーム」が誕生したかなどの詳しい説明がありました。
特に強く感じた事は「市民に愛され、活用される歴史遺産稚内港北防波堤ドームを自分たち自身が誇りを持って、子供たちに伝えていきたい」という想いでした。そして、この想いが多くの稚内の魅力について語り継ぐものを誕生させるきっかけになると感じました。
初めて稚内を訪れた私は、講義を聞き入るうちに「もっと稚内のことを知りたい!」と、いつの間にか稚内の魅力に惹かれていました。
観光ガイドの充実とともに、これからの稚内観光が活性化していくことが期待できます。
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